『家族のそれから』ひぐちアサ
- 作者: ひぐちアサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/06/20
- メディア: コミック
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再婚して1ヶ月、母が死んだ。遺されたのは、連れ子である高校生の兄妹と、26歳の新米教師。まだ家族にすらなれてない3人は、ぎこちないコミュニケーションを積み重ねて日々を暮らしていくのだけれど……。
読んでると、絵が上手いことと、マンガが上手いことはあくまで別なんだなあ、としみじみ感じる。まあ、この人はどっちも下手な方だと思うけど。特に投稿作はかなり読み辛い。
しかし、それにしても居心地の悪いマンガであることよ。『ヤサシイワタシ』2巻読んでないから、うかつなこと言えんけど、ひぐち作品はコミュニケーションの回復がテーマなところあると思うし、したらどうしたって最初は不健全になるわけで。
終わりは、割と尻切れとんぼっぽいけれど、人気がなかったのかしらね。無理ないけど。